STWの追加

しぶりに、ムターの生音を聴いた。家でCDを聴いてみると、艶が落ちるのか、弦をこするような音も不足感を感じるので、2万円ほどでフィリプスのリボン型RT-2を追加してみた。ロウカット・コンデンサー4.7uFがついているもの完成品である。『スーパーツィーター』が必要だと言うことはイメージ的に分かります。でも『スーパーツィーター』を使うメリットは、決してそれだけではなかった。
それが有る無いでは、高域が伸びるという単純なことだけではなく、それらを使うことによって、驚くほど音場感や奥行き感の表現が大きく改善されました。ピアノのタッチとか、立ち上がりも良い。4kHi以上の高域を追加した訳だが、実際には低域方向も大きく改善されたのです。低音の輪郭がはっきりした。耳とは本当に不思議な特性を持っているものである。現状、普通の可変抵抗が直列に入れられている。利得が変化するのは当然だが、ロウカットフィルタ(コンデンサ)ーからみると、インピーダンスも変化するので、クロスオーバー周波数も変化する。どういう意図で、こうされたのかわからないが、いずれにしろ可変アッテネータの追加と幾つかのコンデンサで視聴した上、決定しよう。2.2uFと1uFあたりを使って、暫く聞き込んで調整をしていく。


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